お知らせ

日本野鳥の会広島県支部からのお知らせを掲載しています。
※過去の広島県支部からの知らせはこちら→ http://enagainfo.seesaa.net/

2023/02/20

2023年3月~4月の探鳥会開催について

   新型コロナウイルス感染症防止のため、参加ご希望の方は以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  必ずマスクを着用してご参加ください。
  3.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)
  4.  探鳥会開催中は、各自適切な距離(1m以上)を保ってください。(子供さんなど同居家族は例外)
    参加者が多い場合は10名前後のグループに分けて行動していただきます。
  5.  スコープは持参者だけが操作し、他の方は触れずにのぞくだけにしてください。
  6.  双眼鏡の貸し出しはしません。


↓ 2023年3月~4月の探鳥会の詳細はこちらから

図書館だより2023年2月20日

【購入本】

「日本書紀の鳥」

山岸哲・宮澤豊穂著 京都大学学術出版会発行 四六判 285頁 2022年

   「日本書紀」は奈良時代に完成した日本最古の勅撰の史書です。
   「日本書紀」には数多くの鳥が登場しており本書では34種が取り上げられています。「万葉集」にも鳥は多く登場するのですが、その種と頻度に違いがあります。ホトトギス、ウグイスは「日本書紀」に登場しません。それは何故なのでしょうか。
    古代人と鳥との関わり方、また政治史の中に現れる生きものの謎に迫る1冊です。



【寄贈本】いずれも上田恵介会長からの寄贈です。

「カモ学講座」

嶋田哲郎著 森本元監修 緑書房発行B6判 285頁 2021年

   今シーズンも色々なガンカモ類が私たちの身近なフィールドに滞在し、ガンカモ調査も無事終了しました。多くの水鳥を観察して、改めて生態について勉強したくなった時にとてもいい1冊です。
   筆者は宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団研究室長で、ガンカモ類の調査研究に30年以上携わっているまさに「ガンカモ博士」。
   伊豆沼・内沼を中心とした水域をモデルとした筆者の研究をもとに、ガン・カモ、ハクチョウの種類や特徴から渡りの研究の歴史、繁殖地・越冬地での暮らし、また保全、モニタリングに至るまでが、8章にわたって「カモ学」講座として体系的に述べられています。



「日本の外来生物」

一般財団法人自然環境研究センター編著 平凡社発行 A5変 591頁 2019年

   本書には生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼすまたは及ぼすおそれのある外来生物として、外来生物法により「特定外来生物」に指定されている種類、及び2015年に国が公表した外来種リストに掲載されている種類が収録されています。
   旧版から200種類増の合わせて435種類を写真と解説で紹介しています。鳥類はカナダガン、ワカケホンセイインコ、ソウシチョウなど15種が収録。ぜひお役立てください。