【購入本】
「Strix 36 号 野外鳥類学論文集 2020 年」
日本野鳥の会編集・発行 B5 判 173 頁
野鳥誌9・10 月号参照 原著論文2 編(コマドリ繁殖期の北海道での分布、カモ類の季節的個体数・分布-多
摩川中流)。
短報9 編(サロベツ湿原-アカエリカイツブリ、ベニヤ原生花園-鳥相変化、北海道-メリケンキアシシギ、長野県
厳冬期-ウタツグミ、御蔵島-ズグロミゾゴイ関東地方初記録、福岡県大刀洗町-オニカッコウ観察記録、奄美大島ルリカケスの巣箱-リュウキュウオオハナムグリ奄美亜種発見、秋田県-亜種シマエナガ観察記録、特定外来生物アライグマ-フクロウの巣内ヒナの捕食)。
論説3 編(人工飼料で飼育ケリ雛-成長過程、人工孵化ケリ-卵の孵化条件、レンコン栽培-
野鳥の共存を図る防鳥対策の提案)。
観察会報告1編(皿倉山-北九州市-の野鳥たち-2009 年~2018 年の観察記録)。
【寄贈本】
「鳥学の100 年 鳥に魅せられた人々」
井田徹治著 平凡社 A5 判 285 頁 2012 年
日本鳥学会100 周年記念誌 1912 年(明治45 年)飯島魁・鷹司信輔・内田清之助・黒田長禮・山階芳麿・
蜂須賀正らが発起人となり日本鳥学会創立。(これ以前-古来からの本草学の流れ堀田正敦「観文禽
譜1831」、江戸時代~明治時代は日本や周辺の鳥類相の研究や発表は、シーボルト・シュレーゲル・ブラキストンらの
外国人により鳥類の学名や目録が先行された)。
1915 年学会誌「鳥」創刊。 「鳥学の100 年」は一般向けです。(お近くの図書館でも)
「大きなニレと野生のものたち ツチハシの自然誌 1990~2004」
WWGH 広島野生生物観察グループ(中
林光生・水田國康・野津幸夫・東常哲也)著
文芸社 四六判・上製・408 頁 2004 年
生命の輝きへの共感。自然と魂の饗応。広島県山県郡芸北町(北広島町)雲月山麓の土橋に設けた山
小屋(Sylvant-森の人)を拠点に、WWGH 総勢20 人によるサンクチュアリーでの15 年間の自然観察を集大成。
土橋はじめ地元の方々との交流も素晴らしい。(初代支部長中林氏らのこの山小屋は今年、地主さん
に返却したとのこと。)
「鳥の原寸大足型足跡ハンドブック 318 種」
小宮輝 之・杉田平三著 文一総合出版 ポケット版 144 頁 2012 年
著者サイン入り 鳥の足のつくり 本書の使
い方 用語解説 水かきの形、鳥の足型一覧-アビ目か
らスズメ目まで20 目、海の潜水鳥 カイツブリの弁足 な
ど特徴を解説。
好奇心と収集癖から605 種以上の足
型から系統的に厳選。