日本野鳥の会編集・発行 B5判 166頁 2024年
とりのなん子作 講談社出版 A5判 131頁 2009年
原著論文5編
◎千葉県谷津干潟におけるシギ・チドリ類の個体数変動
◎エゾムシクイのさえずりの分類と録音再生実験で誘発されるソングタイプの変化
◎北海道におけるオオジュリンの繁殖期の分布
◎非営業期間の浜寺公園プールを利用する水鳥
◎北海道渡島半島西部の鳥類
2.草原環境における繁殖期の鳥類相
短報8編
◎福岡県と長崎県における音声記録に基づいたアムールムシクイPhylloscopus tenellipes観察記録の集約
◎東京都内区部の住宅街緑地におけるウグイスの繁殖事例
◎伯耆大山山麓におけるジョウビタキPhoenicurus auroreusの3回繁殖の記録
◎ノビタキのさえずり回数とさえずり個体数の日周変化~長野県の農耕地における一事例~
◎佐渡におけるヤイロチョウPitta nymphaの繁殖の可能性について
◎定着初期と思われる乗鞍岳高山帯のヒバリAlauda arvensisについて
◎甲州市菅田天神社のフクロウのペリット内容―市街地での1例
◎茨城県・湖沼川におけるツバメのねぐらに混じるコシアカツバメCecropis dauricaの観察記録
藤井 幹著 文一総合出版発行 B5判 223頁 2020年
上田恵介先生からの寄贈。帯にある上田先生のお言葉を借ります。
「日本で見られる鳥の羽根をその科の代表種を選び、風切羽や尾羽だけでなく、小さな体羽の1枚1枚まで精密に撮影。圧巻はおそらく誰も目にしたことのない、さまざまな鳥の体羽の羽枝と小羽枝の顕微鏡写真!単なる識別マニュアルではなく、『鳥の羽根学』ともいうべき分野を切り開く好著」です。
この本で会員の仲山さん所有の羽根がイカルの第3初列風切羽であることが判明しました!