お知らせ

日本野鳥の会広島県支部からのお知らせを掲載しています。
※過去の広島県支部からの知らせはこちら→ http://enagainfo.seesaa.net/

2023/02/20

図書館だより2023年2月20日

【購入本】

「日本書紀の鳥」

山岸哲・宮澤豊穂著 京都大学学術出版会発行 四六判 285頁 2022年

   「日本書紀」は奈良時代に完成した日本最古の勅撰の史書です。
   「日本書紀」には数多くの鳥が登場しており本書では34種が取り上げられています。「万葉集」にも鳥は多く登場するのですが、その種と頻度に違いがあります。ホトトギス、ウグイスは「日本書紀」に登場しません。それは何故なのでしょうか。
    古代人と鳥との関わり方、また政治史の中に現れる生きものの謎に迫る1冊です。



【寄贈本】いずれも上田恵介会長からの寄贈です。

「カモ学講座」

嶋田哲郎著 森本元監修 緑書房発行B6判 285頁 2021年

   今シーズンも色々なガンカモ類が私たちの身近なフィールドに滞在し、ガンカモ調査も無事終了しました。多くの水鳥を観察して、改めて生態について勉強したくなった時にとてもいい1冊です。
   筆者は宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団研究室長で、ガンカモ類の調査研究に30年以上携わっているまさに「ガンカモ博士」。
   伊豆沼・内沼を中心とした水域をモデルとした筆者の研究をもとに、ガン・カモ、ハクチョウの種類や特徴から渡りの研究の歴史、繁殖地・越冬地での暮らし、また保全、モニタリングに至るまでが、8章にわたって「カモ学」講座として体系的に述べられています。



「日本の外来生物」

一般財団法人自然環境研究センター編著 平凡社発行 A5変 591頁 2019年

   本書には生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼすまたは及ぼすおそれのある外来生物として、外来生物法により「特定外来生物」に指定されている種類、及び2015年に国が公表した外来種リストに掲載されている種類が収録されています。
   旧版から200種類増の合わせて435種類を写真と解説で紹介しています。鳥類はカナダガン、ワカケホンセイインコ、ソウシチョウなど15種が収録。ぜひお役立てください。

2022/12/19

図書館だより2022年12月19日

【購入本】

「にっぽんのスズメ」

小宮輝之監修 株式会社カンゼン発行 A5判 109頁 2022年

   会員リクエストによる購入。世界に8属43種のスズメがいる中、日本にいるのはスズメとニュウナイスズメの2種。留鳥のスズメは「古事記」にも登場し正倉院にはスズメにまつわる宝物もあるそうです。
   雑食性で、イネ科などの種子や実に加えて繁殖期は昆虫を捕食し子育てではイモムシなども雛に与えるとのこと。砂浴びと水浴びを両方こなす珍しいほどの綺麗好きの一面もあります。
   一方、漂鳥のニュウナイスズメは年平均気温が10℃以下の地域に限られ、スズメに比べて人への警戒心も強いとか。ほかに、世界一生息域が広くスズメより体格に勝り気性も荒いというイエスズメも登場します。
   なお、この本には「スズメ写真家」の中野さとる氏による数多くの写真が載っていて「舌切り雀」ならぬ「舌出し雀」の姿も楽しめます。



【寄贈本】

「げいなんの自然 第24号」

ひろしま自然の会編集・発行 A4判 62頁 2022年

   呉市を拠点にした「ひろしま自然の会」。その活動は広島県とその周辺の自然環境及び生物の調査研究、観察会、談話会、講演会、研究発表会の企画、実施など広範囲に渡ります。
   今回資料交換として毎年発行される機関紙「げいなんの自然」の寄贈を受けることになりました。
   生物全般、植物の報文も写真付きで掲載されています。



「比婆科学 275号」

比婆科学教育振興会編集・発行 B5版 42頁 2022年

   野鳥関係分 短報
   トモエガモを観察(2月島根県美郷町で2万羽以上の群れの観察記録)
   オオワシを観察(三次市三良坂町と吉舎町、庄原市総領町一帯を占める灰塚ダム湖における観察記録)
   ヒシクイを観察(三次市下志和における観察記録) 全て漆谷光名氏による報告

2023年1月~2月の探鳥会開催について

   新型コロナウイルス感染症防止のため、参加ご希望の方は以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  必ずマスクを着用してご参加ください。
  3.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)
  4.  探鳥会開催中は、各自適切な距離(1m以上)を保ってください。(子供さんなど同居家族は例外)
    参加者が多い場合は10名前後のグループに分けて行動していただきます。
  5.  スコープは持参者だけが操作し、他の方は触れずにのぞくだけにしてください。
  6.  双眼鏡の貸し出しはしません。


↓ 2023年1月~2月の探鳥会の詳細はこちらから

2022/10/18

図書館だより2022年10月18日

【購入本】

「Strix 38号 野外鳥類学論文集 2022年」

日本野鳥の会編集・発行 B5判 167頁 2022年

原著論文4編
◎東京港野鳥公園に蓄積された調査データを用いた鳥類相の経年変化の解析と変化をもたらした要因の考察
◎北海道の山岳地域における繁殖期のヒバリの生息状況
◎北海道におけるヨシキリ類2種の繁殖期の分布
◎スポットライトサーベイ法による大野原島周辺のカンムリウミスズメの個体数の再評価

短報9編
◎北海道東部におけるプラスチック素材を含む巣でのトラフズクの営巣記録
◎佐渡に渡来するマガンの長期記録(1979年度~2019年度冬期)
◎伯耆大山の急斜面ガレ場におけるヒバリの生息状況
◎兵庫県におけるセイタカシギの初繁殖記録
◎伯耆大山山麓におけるジョウビタキの繁殖と3タイプの巣箱の利用状況
◎屋久島でアカヒゲは繁殖しているのか?- 8・9月期の記録が語るもの-
◎再生湿地(茨城県稲戸井調節池)におけるチュウヒの繁殖記録
◎北海道別海町におけるアメリカビロードキンクロの日本初の可能性のある記録
◎稚内市声問岬におけるドローン調査による人工物上のオオセグロカモメとウミネコの繁殖状況



「ハチの干潟の生きものたち」

近藤裕介・大塚攻・佐藤正典編集(株)PUBFUN発行 B5判165頁 2022年

   竹原市賀茂川河口に広がる約22haの「ハチの干潟」。7月に支部探鳥会も行われました。この干潟と周辺環境に生息する340種以上の多様な動植物を紹介する本です。
   鳥類はもちろん、カブトガニ、イセシラガイなどハチの干潟を代表する絶滅危惧種そして海藻や海浜植物に至るまで、それらの形態的特徴や生態について各分野の専門家が分かりやすく解説しています。
   干潟は陸と海の間の持続可能な物質循環の役割を担っているにも関わらず、瀬戸内海だけを見ても1990年までの約百年で53%もの干潟が失われているそうです。その中でハチの干潟は江戸時代を経て人の営みの結果として形成され、その後たまたま干拓を逃れて現在に至っている貴重な環境です。
   干潟を保全する意義を胸に刻んで、バードウォッチングを楽しみたいと思います。



【寄贈本】

「彼岸鷹(ハチクマ)東シナ海の風にのって」

石井鶴三著・発行 A4判 77頁 2022年

   支部会員の石井鶴三さんからの寄贈写真集です。寄贈に際し石井さんが寄稿を寄せて下さいました。
   約40年にわたる貴重なハチクマの秋の渡り観察記録集を是非ご覧ください。

2022年11月~12月の探鳥会開催について

   新型コロナウイルス感染症防止のため、参加ご希望の方は以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  必ずマスクを着用してご参加ください。
  3.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)
  4.  探鳥会開催中は、各自適切な距離(1m以上)を保ってください。(子供さんなど同居家族は例外)
    参加者が多い場合は10名前後のグループに分けて行動していただきます。
  5.  スコープは持参者だけが操作し、他の方は触れずにのぞくだけにしてください。
  6.  双眼鏡の貸し出しはしません。


↓ 2022年11月~12月の探鳥会の詳細はこちらから

2022/08/29

図書館だより2022年8月29日

【購入本】

「電柱鳥類学」

三上 修著 岩波書店発行 B6判 115頁 2021年

   会員リクエストにより購入。「電柱鳥類学」とは著者の造語ですが、それほど鳥と電柱・電線との関係は奥深いのだそうです。
   「電柱鳥類学」とは著者の造語ですが、それほど鳥と電柱・電線との関係は奥深いのだそうです。
   この本はまず基礎知識としての電柱・電線の説明から始まります。「腕金(うでがね)」ってわかりますか?柱の上の方にある地面と水平な横棒で、鳥にとっても電柱にとってもとても重要なパーツです。
   続いて「電線によく止まる鳥ベスト10」、「鳥はなぜ電線の上で感電しないのか」、「巣作りに使われる電柱」、「電力会社の鳥との闘い(実は、苦労と工夫も)」など、様々な観点から電柱と鳥類の関係が描かれています。「いずれ無電柱化するんでしょ?」と言わず、この本を手に、たまには上を向いて電柱のある景色を楽しんではいかがでしょう。



【寄贈本】

「比婆科学 274号」

比婆科学教育振興会編集・発行 B5版 42頁 2022年

    野鳥関係分 短報 コホオアカを観察 漆谷光名; ブロンズトキを観察 漆谷光名





「山口野鳥 第53号」

日本野鳥の会山口県支部編集・発行 A4判 128頁 2022年

   令和3年度の活動報告です。支部会員による短報も充実しています。掲載の写真も県内で観察された珍鳥だけでなく、「野鳥の楽しみ方いろいろ」と題して猛禽類の羽図鑑あり、またサギ類・ウ類の婚姻色図鑑もあって見応えもあります。





「私のあしあと」

西谷正子著・発行 B5判 90頁 2022年

   日比野政彦さんからの寄贈。中国新聞デジタル版にある「フォトリポーター発」のコーナーに15年にわたって美しい写真と文章を投稿されている西谷さん。その集大成として心に残った作品を1冊にまとめられました。
   廿日市市の風景が多いのですが、会員の多くに馴染み深い御手洗川河口の水鳥たちや風景も心に残る文章と共に掲載されています。河口の「歳時記」とも言える1冊です。

2022/08/28

2022年9月~10月の探鳥会開催について

  参加ご希望の方は、以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  必ずマスクを着用してご参加ください。
  3.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)
  4.  探鳥会開催中は、各自適切な距離(1m以上)を保ってください。(子供さんなど同居家族は例外)
    参加者が多い場合は10名前後のグループに分けて行動していただきます。
  5.  スコープは持参者だけが操作し、他の方は触れずにのぞくだけにしてください。
  6.  双眼鏡の貸し出しは行っていません。


↓ 2022年9月~10月の探鳥会の詳細はこちらから