お知らせ

日本野鳥の会広島県支部からのお知らせを掲載しています。
※過去の広島県支部からの知らせはこちら→ http://enagainfo.seesaa.net/

2023/06/23

2023年7月~8月の探鳥会開催について

   新型コロナウイルス感染症防止のため、参加ご希望の方は以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  マスクの着用については、各自でご判断ください。状況により、マスクの着用をお願いする場合があります。ご参加の際は、マスクをご持参ください。
  3.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)


↓ 2023年7月~8月の探鳥会の詳細はこちらから

2023/04/21

図書館だより2023年4月21日

【寄贈本】

「全国鳥類越冬分布調査報告2016-2022年」

植田睦之・奴賀俊光・山﨑優佑著 特定非営利活動法人バードリサーチ・(公財)日本野鳥の会発行・寄贈 A4判 170頁 2023年

   本調査は2016年1月から2022年2月までの越冬期に実施されました。396人の調査協力のもと、全国から105,660件のアンケート調査結果が寄せられました。これに788,148件のデータベース等からの情報を合わせ、451種が記録されました。
   日本を40㎞メッシュで区切り、10メッシュ以上の記録のある種、或いはもともと局所的に分布する309種について分布図を作成し、1980年代に実施された環境庁の調査結果と比較しています。メッシュ図を眺めるだけでも面白いです。



「Bird Research Vol.18 December 2022」

植田睦之編集・発行 特定非営利活動法人バードリサーチ寄贈 B5判 120頁 2022年

原著論文
   中部日本のスギ林に生育するキイチゴ属3種の量的に有効な種子散布者
   ジョウビタキが営巣場所として換気扇フードを好む理由
   都市環境において2種のカラスが観察される高さの違い
   関東南部でカラーリングを装着したカワウの観察記録
   2種類の全国調査にもとづく繁殖期の森林性鳥類の分布と年平均気温
   森林性鳥類のさえずり時期に気温や降水量が与える影響
   AI技術による鳥類の鳴き声モニタリング手法の検討~サシバを事例として~
   中部地方および近畿地方の太平洋岸地域におけるシマクイナの越冬状況
   オオタカの繁殖状況と国内希少野生動植物種からの解除の影響
短報
   短報ヒクイナの香川県及び徳島県における越冬状況
   山形県山形市蔵王温泉におけるジョウビタキの繁殖
   道央圏における2020年秋期のタンチョウの生息状況

   上田恵介会長からの寄贈です



「全国鳥類越冬分布調査報告2016-2022年」

植田睦之・奴賀俊光・山﨑優佑著 特定非営利活動法人バードリサーチ・(公財)日本野鳥の会発行・寄贈 A4判 170頁 2023年

   本調査は2016年1月から2022年2月までの越冬期に実施されました。396人の調査協力のもと、全国から105,660件のアンケート調査結果が寄せられました。これに788,148件のデータベース等からの情報を合わせ、451種が記録されました。
   日本を40㎞メッシュで区切り、10メッシュ以上の記録のある種、或いはもともと局所的に分布する309種について分布図を作成し、1980年代に実施された環境庁の調査結果と比較しています。メッシュ図を眺めるだけでも面白いです。



「アホウドリからオキノタユウへ」

長谷川博著 新日本出版社 A5判 174頁 2020年

   絶滅危惧種のアホウドリを守るために取り組む研究者たちの姿が、著者の40年にわたる調査保護研究を中心に描かれています。アホウドリの生態や生息地、取り巻く問題点について詳しく解説。アホウドリの繁殖行動や群れの様子など楽しめるエピソードも盛り込まれており、科学的な知見が分かりやすく説明され興味が引き付けられます。
   一言で絶滅危惧種の保護と言っても取り組むべき課題は多く、研究者たちの情熱や使命感には感銘を受けます。自然環境保全の重要性を再認識させてくれる1冊です。



2023年5月~6月の探鳥会開催について

   新型コロナウイルス感染症防止のため、参加ご希望の方は以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  マスクの着用については、各自でご判断ください。状況により、マスクの着用をお願いする場合があります。ご参加の際は、マスクをご持参ください。
  3.  5月8日(月)に予定されている、新型コロナウイルスの5類移行についての指針により変更になる場合があります。最新の情報は、支部ホームページをご確認ください。
  4.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)


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2023/02/20

2023年3月~4月の探鳥会開催について

   新型コロナウイルス感染症防止のため、参加ご希望の方は以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  必ずマスクを着用してご参加ください。
  3.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)
  4.  探鳥会開催中は、各自適切な距離(1m以上)を保ってください。(子供さんなど同居家族は例外)
    参加者が多い場合は10名前後のグループに分けて行動していただきます。
  5.  スコープは持参者だけが操作し、他の方は触れずにのぞくだけにしてください。
  6.  双眼鏡の貸し出しはしません。


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図書館だより2023年2月20日

【購入本】

「日本書紀の鳥」

山岸哲・宮澤豊穂著 京都大学学術出版会発行 四六判 285頁 2022年

   「日本書紀」は奈良時代に完成した日本最古の勅撰の史書です。
   「日本書紀」には数多くの鳥が登場しており本書では34種が取り上げられています。「万葉集」にも鳥は多く登場するのですが、その種と頻度に違いがあります。ホトトギス、ウグイスは「日本書紀」に登場しません。それは何故なのでしょうか。
    古代人と鳥との関わり方、また政治史の中に現れる生きものの謎に迫る1冊です。



【寄贈本】いずれも上田恵介会長からの寄贈です。

「カモ学講座」

嶋田哲郎著 森本元監修 緑書房発行B6判 285頁 2021年

   今シーズンも色々なガンカモ類が私たちの身近なフィールドに滞在し、ガンカモ調査も無事終了しました。多くの水鳥を観察して、改めて生態について勉強したくなった時にとてもいい1冊です。
   筆者は宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団研究室長で、ガンカモ類の調査研究に30年以上携わっているまさに「ガンカモ博士」。
   伊豆沼・内沼を中心とした水域をモデルとした筆者の研究をもとに、ガン・カモ、ハクチョウの種類や特徴から渡りの研究の歴史、繁殖地・越冬地での暮らし、また保全、モニタリングに至るまでが、8章にわたって「カモ学」講座として体系的に述べられています。



「日本の外来生物」

一般財団法人自然環境研究センター編著 平凡社発行 A5変 591頁 2019年

   本書には生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼすまたは及ぼすおそれのある外来生物として、外来生物法により「特定外来生物」に指定されている種類、及び2015年に国が公表した外来種リストに掲載されている種類が収録されています。
   旧版から200種類増の合わせて435種類を写真と解説で紹介しています。鳥類はカナダガン、ワカケホンセイインコ、ソウシチョウなど15種が収録。ぜひお役立てください。

2022/12/19

図書館だより2022年12月19日

【購入本】

「にっぽんのスズメ」

小宮輝之監修 株式会社カンゼン発行 A5判 109頁 2022年

   会員リクエストによる購入。世界に8属43種のスズメがいる中、日本にいるのはスズメとニュウナイスズメの2種。留鳥のスズメは「古事記」にも登場し正倉院にはスズメにまつわる宝物もあるそうです。
   雑食性で、イネ科などの種子や実に加えて繁殖期は昆虫を捕食し子育てではイモムシなども雛に与えるとのこと。砂浴びと水浴びを両方こなす珍しいほどの綺麗好きの一面もあります。
   一方、漂鳥のニュウナイスズメは年平均気温が10℃以下の地域に限られ、スズメに比べて人への警戒心も強いとか。ほかに、世界一生息域が広くスズメより体格に勝り気性も荒いというイエスズメも登場します。
   なお、この本には「スズメ写真家」の中野さとる氏による数多くの写真が載っていて「舌切り雀」ならぬ「舌出し雀」の姿も楽しめます。



【寄贈本】

「げいなんの自然 第24号」

ひろしま自然の会編集・発行 A4判 62頁 2022年

   呉市を拠点にした「ひろしま自然の会」。その活動は広島県とその周辺の自然環境及び生物の調査研究、観察会、談話会、講演会、研究発表会の企画、実施など広範囲に渡ります。
   今回資料交換として毎年発行される機関紙「げいなんの自然」の寄贈を受けることになりました。
   生物全般、植物の報文も写真付きで掲載されています。



「比婆科学 275号」

比婆科学教育振興会編集・発行 B5版 42頁 2022年

   野鳥関係分 短報
   トモエガモを観察(2月島根県美郷町で2万羽以上の群れの観察記録)
   オオワシを観察(三次市三良坂町と吉舎町、庄原市総領町一帯を占める灰塚ダム湖における観察記録)
   ヒシクイを観察(三次市下志和における観察記録) 全て漆谷光名氏による報告

2023年1月~2月の探鳥会開催について

   新型コロナウイルス感染症防止のため、参加ご希望の方は以下の注意事項を守ってご参加ください。

  1.  発熱等、体調の悪い方は参加をご遠慮ください。
  2.  必ずマスクを着用してご参加ください。
  3.  各自筆記具をお持ちください。(参加者名簿記録用。氏名と電話番号は記入必須)
  4.  探鳥会開催中は、各自適切な距離(1m以上)を保ってください。(子供さんなど同居家族は例外)
    参加者が多い場合は10名前後のグループに分けて行動していただきます。
  5.  スコープは持参者だけが操作し、他の方は触れずにのぞくだけにしてください。
  6.  双眼鏡の貸し出しはしません。


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